身ぶりと言葉
著者
書誌事項
身ぶりと言葉
(ちくま学芸文庫, [ル6-1])
筑摩書房, 2012.1
- タイトル別名
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Le geste et la parole
- タイトル読み
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ミブリ ト コトバ
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注記
1973年新潮社より刊行された
参考文献: p644-656
内容説明・目次
内容説明
人類の進化の本質とは、突き詰めてみれば何なのか。本書は人間を動物から区別する二つのもの「身ぶり」と「言葉」から、この大きな問いに迫ってゆく。ここで言う「身ぶり」とはたんなるしぐさに留まらない。技術を含む文化的行動様式いっさいを含んでいる。二足歩行によって頭蓋と手足を発達させた人類が、いかにして「知性」を育み、記憶を外部のアーカイブに託していったのか。その後の文明的価値観に大きな変更をもたらした新たな「欠乏と制御」とは。壮大なパースペクティヴのもと、人の進化に理論的かつ実証的に迫った、スリリングな大著。
目次
- 第1部 技術と言語の世界—手と顔が自由になるまで(人間像;脳髄と手;原人と旧人 ほか)
- 第2部 記憶と技術の世界—記憶とリズムその1(記憶の解放;身ぶりとプログラム;ひろがる記憶)
- 第3部 民族の表象—記憶とリズムその2(表象の古生物学への序説;価値とリズムの身体的な根拠;機能の美学(感性論) ほか)
「BOOKデータベース」 より