万葉挽歌のこころ : 夢と死の古代学
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書誌事項
万葉挽歌のこころ : 夢と死の古代学
(角川選書, 499)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.1
- タイトル別名
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万葉挽歌 (まんようばんか) のこころ : 夢 (ゆめ) と死 (し) の古代学 (こだいがく)
- タイトル読み
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マンヨウ バンカ ノ ココロ : ユメ ト シ ノ コダイガク
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注記
参考文献: p314-331
本書を読むための年表: p332-338
再版(2018.3)の出版者: KADOKAWA
内容説明・目次
内容説明
愛しき人の死。その面影への思慕を胸に万葉びとが作りあげた挽歌の世界とは。天智天皇の危篤・崩御・殯・埋葬を妻たちが歌った天智天皇挽歌群。その一首一首を丁寧な語彙解説と現代語訳で読みときながら、光を「影」と呼び、「夢」で亡き人と出会う万葉独特の世界観を解明。死者を悼む挽歌が、帝の寵愛の深さを競う「戦いの文学」の横顔をもつことを描きだす。古代学の冒険にして、古からの日本人の死生観にせまる画期的万葉論。
目次
- 第1章 天皇危篤、その時大后は
- 第2章 遊離魂を見たと歌うこと
- 第3章 天智天皇崩御、その時女たちは…
- 第4章 神と人、生者と死者
- 第5章 大御船のゆくえ
- 第6章 思い出のなかの大御船
- 第7章 船と鳥と恋歌
- 第8章 薬狩りの記憶を歌う挽歌
- 第9章 墓で泣くこと
「BOOKデータベース」 より