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松永貞徳と烏丸光広

高梨素子著

(コレクション日本歌人選 / 和歌文学会監修, 032)

笠間書院, 2012.1

Other Title

Matsunaga Teitoku & Karasumaru Mitsuhiro

Title Transcription

マツナガ テイトク ト カラスマル ミツヒロ

Available at  / 170 libraries

Note

略年譜: p104-105

読書案内: p112-113

Description and Table of Contents

Description

源氏・和歌・連歌など古典学全般の知識に通じ、古典を庶民層に広く普及させるとともに、貞門俳諧の祖として俳諧の興隆に大きな足跡を残した松永貞徳。ほぼ同時代、堂上貴族の中にあって放逸の人生を謳歌し、貞徳とも付き合いを持って和歌にも一家言を有した異色歌人光広。二人の歌を並べて取り上げ、地下(堂下)と堂上という流れを通して、多様な近世初期和歌の萌芽を見る。

Table of Contents

  • 松永貞徳(すき間なき槇の板屋に;くれ竹の夜の嵐は;けふこずは明日はと思ふ;暗き夜の枕の海も;行きかよふ月雪の夜の ほか)
  • 烏丸光広(誰もさぞうれしかるらむ;関の名の霞もつらし;開けて見ぬ甲斐もありけり;夕露もむすぶばかりに;あまざかる鄙もへだてじ ほか)

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