コミュニケーションの政治社会学 : メディア言説・ヘゲモニー・民主主義
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書誌事項
コミュニケーションの政治社会学 : メディア言説・ヘゲモニー・民主主義
(MINERVA社会学叢書, 36)
ミネルヴァ書房, 2012.1
- タイトル別名
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政治コミュニケーションの批判的アプローチ : カルチュラル・スタディーズ以降の理論的再構成とメディア言説の分析
コミュニケーションの政治社会学 : メディア言説ヘゲモニー民主主義
- タイトル読み
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コミュニケーション ノ セイジ シャカイガク : メディア ゲンセツ・ヘゲモニー・ミンシュ シュギ
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注記
学位論文「政治コミュニケーションの批判的アプローチ--カルチュラル・スタディーズ以降の理論的再構成とメディア言説の分析」(慶應義塾大学)に大幅な加筆・修正を行ったもの
引用・参考文献: p234-246
内容説明・目次
内容説明
本書は、戦後日本の政治社会における政治コミュニケーションの諸相を分析し、「カルチュラル・スタディーズ以降」の理論的刷新を試みる。とくにカルチュラルスタディーズの特徴を捉えながら、以降の政治コミュニケーション研究における「批判的アプローチ」の再構築を試み、政治コミュニケーションに関連した現代の政策過程の分析を行いながら、メディアと民主主義との新たな関係性を展望する。
目次
- カルチュラル・スタディーズ以降の政治コミュニケーション—批判的コミュニケーション論における「政治」の再発見
- 第1部 政治コミュニケーションに関する理論的考察(能動的オーディエンス論再考—記号論的民主主義をめぐる論争;批判的コミュニケーション論の視座転換—ホールのサッチャリズム研究から;メディア言説の分析枠組み—批判的言説分析のアプローチ;政治コミュニケーション研究の新戦略—ラクラウの言説理論とラディカル・デモクラシー)
- 第2部 日本の政治社会における事例分析(高度経済成長の論理と「水俣」の言説—1950年代後半の『白書』と新聞の言説分析;「新自由主義」に関するメディア言説の編制—「電電公社改革」報道の分析から;高度情報社会の「オーディエンス」—テレビ・オーディエンス像の変遷と言説的構築;「小泉改革」のテレビ政治とオーディエンス—「靖国参拝」報道の言説分析)
- 政治コミュニケーション研究の展望
「BOOKデータベース」 より