忠岑と躬恒
著者
書誌事項
忠岑と躬恒
(コレクション日本歌人選 / 和歌文学会監修, 024)
笠間書院, 2012.1
- タイトル別名
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Tadamine & Mitsune
- タイトル読み
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タダミネ ト ミツネ
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注記
略年譜: p104-105
読書案内: p115-116
内容説明・目次
内容説明
紀貫之とともに古今集時代の歌壇を支え合った歌人、壬生忠岑と凡河内躬恒。ふたりとも『古今集』の撰者に抜擢され、三十六歌仙に入る。躬恒は貫之と親交があり『古今集』歌人の双壁とされる。詩文の才は、貫之をしのぐものがあると見られたほど。忠岑は伝統的な歌風を尊重し、屏風歌や自然詠などを追いかけず、華やかではないが、後の貴族和歌の基盤を作った功績は大きい。その代表作を厳選して紹介。各歌には現代語訳をつける。振り仮名つきで読みやすい丁寧な解説つき。歌人略伝・略年譜を付し、それぞれの歌人についてより深く知るための読書案内付き。
目次
- 壬生忠岑(春立つといふばかりにや;春来ぬと人は言へども;春はなほ我にて知りぬ;暮るるかと見れば明けぬる ほか)
- 凡河内躬恒(月夜にはそれとも見えず;春の夜の闇はあやなし;春日野に生ふる若菜を;桜花のどかにも見ん ほか)
「BOOKデータベース」 より