石川啄木
著者
書誌事項
石川啄木
(コレクション日本歌人選 / 和歌文学会監修, 035)
笠間書院, 2012.1
- タイトル別名
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Ishikawa Takuboku
- タイトル読み
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イシカワ タクボク
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注記
略年譜: p104-105
読書案内: p113-114
内容説明・目次
内容説明
「正直に言へば、歌なんか作らなくてもよいやうな人になりたい」。そう願いながら生涯を歌とともに歩んだ天才歌人。啄木にとって歌を作るのは「我」と向きあうことだった。文学、恋愛、中退、挫折、彷徨、東京、借金、病魔、故郷—夢を見たのも、夢から覚めたのもその才のゆえであったろう。新しき明日を見渡したその眼は、また、ありふれた今日の中から近代の抒情を発見する。その代表作を厳選して紹介。各歌には現代語訳をつける。振り仮名つきで読みやすい丁寧な解説つき。歌人略伝・略年譜を付し、それぞれの歌人についてより深く知るための読書案内付き。
目次
- 東海の小島の磯の
- 砂山の砂に腹這ひ
- 大といふ字を百あまり
- 浅草の夜のにぎはひに
- わが髭の下向く癖が
- さばかりの事に死ぬるや
- 鏡屋の前に来てふと
- 非凡なる人のごとくに
- はたらけどはたらけど猶
- 邦人の顔たへがたく〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より