ロシア帝国論 : 19世紀ロシアの国家・民族・歴史

書誌事項

ロシア帝国論 : 19世紀ロシアの国家・民族・歴史

高田和夫著

平凡社, 2012.2

タイトル別名

Russian empire

ロシア帝国論 : 19世紀ロシアの国家民族歴史

タイトル読み

ロシア テイコクロン : 19セイキ ロシア ノ コッカ・ミンゾク・レキシ

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内容説明・目次

内容説明

近代としての国家を越える歴史学の試み!19世紀ナショナリズムの時代に、“ロシア”は交錯する国家・民族・宗教・歴史を、いかに再編しようとしたのか?ロシア帝国史の新しい地平を目指す。

目次

  • 第1章 編成されるナロード(帝国におけるロシア人;「民族の単位化」、ロシア人・ウクライナ人・ベロルシア人;ロシア帝国における異族人)
  • 第2章 帝国空間の統治位相(国家領域と国家編成;ロシア化について;国家認識の複合性)
  • 第3章 認識されるアジアとスラヴ(東方への眼差し;拡張の力学と歴史空間;研究対象化するアジア;ロシアとスラヴ)
  • 第4章 展示されるロシア・スラヴの民族性(近代ロシアにおける博物館の思想;一八六七年全ロシア民族誌博覧会;一八六七年スラヴ人会議)
  • 第5章 ナロードナスチと学芸世界(ナロードナスチ研究の進展;視覚される国のかたち;ロシア帝国とロシア地理学協会)

「BOOKデータベース」 より

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