「伝える」ことと「伝わる」こと
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「伝える」ことと「伝わる」こと
(ちくま学芸文庫, [ナ16-6] . 中井久夫コレクション||ナカイ ヒサオ コレクション)
筑摩書房, 2012.2
- タイトル別名
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伝えることと伝わること
- タイトル読み
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ツタエル コト ト ツタワル コト
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注記
『中井久夫著作集』 (岩崎学術出版社, 第1巻「分裂病」1984.10 第2巻「治療」1985.2)を中心として新たに編纂したもの
内容説明・目次
内容説明
精神の解体を途中で食い止めるものに妄想がある。精神が、解体か分裂かの危機に瀕した時、比較的ましな方として分裂を選ぶのではないか…バベルの塔を比喩にして精神=身体を論じた「解体か分裂か」。統合失調症を中心に精神疾患の発病過程、臨界期、回復期への新たな視点を提起した「精神科の病いと身体」、「統合失調症者における「焦慮」と「余裕」」。他に描画治療論、言語論、心のケアなど、著者がもっとも活発に著作・翻訳活動に励んだ1980年代を中心に22編の論文・エッセイ等を収める。阪神・淡路大震災後の都市論を語った磯崎新との対談『都市、明日の姿』を併録。
目次
- 1(統合失調症患者の回復過程と社会復帰について;精神科の病いと身体—主として統合失調症について ほか)
- 2(精神病水準の患者治療の際にこうむること—ありうる反作用とその馴致;統合失調症者の言語—岐阜精神病院での講演 ほか)
- 3(関係念慮とアンテナ感覚—急性患者との対話における一種の座標変換とその意味について;禁煙の方法について—私的マニュアルより ほか)
- 4(私の日本語作法;翻訳に日本語らしさを出すには—私見 ほか)
「BOOKデータベース」 より