没落する文明
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書誌事項
没落する文明
(集英社新書, 0630B)
集英社, 2012.2
- タイトル別名
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没落する文明
- タイトル読み
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ボツラク スル ブンメイ
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注記
主要参考文献: p195-197
内容説明・目次
内容説明
3.11で我々に突きつけられたのは、文明の限界である。人間がテクノロジーによって自然を飼いならし、開拓し続けることには限界があり、終わりなき成長は夢でしかないと露呈した。早晩、世界が直面するであろう文明の壁に真っ先にぶつかった日本。国家と資本主義の構造を原理的に問い直してきた哲学者と、リスクと社会の相互作用を論じてきた科学史家が、天災・テクノロジー・エネルギー・経済成長の関係を人類史的に読解しながら、日本が描くべき新しい時代へのヴィジョンを提示する。
目次
- 第1章 天災が日本人をつくってきた(存在論としての3.11;地震のない時期に発展してきた日本 ほか)
- 第2章 テクノロジー・権力・リスク(テクノロジーと農耕の始まり;農耕はアリ地獄? ほか)
- 第3章 テクノロジーはどこへ行くのか(テクノロジーを放棄することはできるのか;技術の問題は技術で解決するしかないのか ほか)
- 第4章 エネルギーと経済のダイナミズム(二つのエネルギー危機;化石エネルギーが経済成長をもたらした ほか)
- 第5章 国力のパラダイム・シフト(徳川期のエネルギー・マネジメント;領国の真の意義とは ほか)
「BOOKデータベース」 より