中東新秩序の形成 : 「アラブの春」を超えて
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書誌事項
中東新秩序の形成 : 「アラブの春」を超えて
(NHKブックス, 1188)
NHK出版, 2012.2
- タイトル別名
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中東新秩序の形成 : アラブの春を超えて
- タイトル読み
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チュウトウ シンチツジョ ノ ケイセイ : アラブ ノ ハル オ コエテ
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注記
関連年表: p277-280
内容説明・目次
内容説明
二〇一一年のアラブ諸国を覆った民衆運動は、「自由・法の支配・豊かさ」への普遍的な欲求から生まれた。好調に見えた民主化はバーレーンで頓挫し、シリアで膠着する。なぜか?ここには中東の政治力学が垣間見えている。デモを弾圧しながら大国化の一途をたどるイランと、民衆を手なずけて王制を維持する湾岸諸国との対立があり、イランの核開発に憤るイスラエルと、手を焼くアメリカがいる。イラク戦争を経た諸国の社会情勢を丹念に追い、生成しつつある勢力構図をあざやかに描き出す。
目次
- 序章 “性格の違う双子”の死と中東政治力学の変化
- 第1章 体制変革と体制内変革
- 第2章 民主化の陣痛
- 第3章 湾岸諸国の知恵と戦略
- 第4章 よみがえった帝国—イランの変貌とトルコの野心
- 第5章 グローバル中東の政治力学—アメリカ外交・イラン核問題・パレスチナ問題
- 第6章 日本・中東新時代の戦略的パートナーシップ
- 終章 二十一世紀中東の新しい構図—「終わりの始まり」と「新しい始まり」
「BOOKデータベース」 より