「学び」の復権 : 模倣と習熟

書誌事項

「学び」の復権 : 模倣と習熟

辻本雅史著

(岩波現代文庫, 学術 ; 264)

岩波書店, 2012.3

タイトル別名

学びの復権 : 模倣と習熟

タイトル読み

マナビ ノ フッケン : モホウ ト シュウジュク

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注記

主要参考・引用文献: p261-263

底本は角川書店刊 (1999) の再版

内容説明・目次

内容説明

近代に学校が普及する以前、日本人はどのように学んでいたのか。近代学校は江戸時代の教育の何を受け継ぎ何を捨てたのか。本書は手習塾(寺子屋)や藩校、徒弟制の江戸期の学びの実態を具体的に描き出し、歴史の側から近代学校を透視する。「模倣と習熟」に込められた「学びの身体性」に日本人の「学び」の原点を見出し、現代教育再生の鍵を示唆し、あわせて学びの可能性の大きさを説く必読の一冊。

目次

  • 序章 「滲み込み型」と「教え込み型」
  • 第1章 手習塾(寺子屋)の学習
  • 第2章 儒学の学習
  • 第3章 貝原益軒の思想—近世学習論の思想的背景
  • 第4章 貝原益軒の教育論
  • 第5章 徒弟制と内弟子
  • 第6章 現代の学校と学習文化

「BOOKデータベース」 より

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