ニュースになった毒
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ニュースになった毒
(科学のとびら, 50)
東京化学同人, 2012.3
- タイトル読み
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ニュース ニ ナッタ ドク
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内容説明・目次
内容説明
大麻に代表される乱用薬物、和歌山毒カレー事件のヒ素、中国毒餃子事件のメタミドホス、結石を起こすメラミン入りのミルク、自殺によく使われる硫化水素、原発事故で放出した放射性物質など、ニュースになり社会問題化したさまざまな毒を取上げ、何がどの程度危険かをエピソードをまじえて科学の視点から解説する。
目次
- 第1章 社会をむしばむドラッグ(一般人にも広まる幻覚剤—大麻(マリファナ)の陰と光;人を惑わす幻覚剤—LSD、メスカリン、幻覚キノコ;覚醒剤の害—アンフェタミン、メタンフェタミン、MDMA;陶酔感に囚われる麻薬—コカイン;世界で問題化するアヘン系の麻薬—モルヒネとヘロイン;ドラッグに化けた物質—ケタミン、シンナー;知っておきたい処罰—突然、死刑になる可能性も)
- 第2章 ニュースになった毒(毒カレー事件の謎—ヒ素;毒餃子の具—メタミドホス;結石をつくる毒ミルクの正体—メラミン;何度も害をもたらす化合物—ジエチレングリコール;楽に死ねるという誤解—硫化水素;化学の負の遺産—旧日本軍の遺棄した化学兵器;生物テロの危険性—リボトキシン;戦争でばらまかれる廃棄物—劣化ウラン)
- 第3章 二〇一一年の最大事件—原発事故と放射能汚染(福島第一原子力発電所事故の衝撃;ヒトへの放射線の影響;アメリカからみた日本の原発事故)
「BOOKデータベース」 より