国際移民と市民権ガバナンス : 日英比較の国際社会学
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国際移民と市民権ガバナンス : 日英比較の国際社会学
(MINERVA社会学叢書, 37)
ミネルヴァ書房, 2012.3
- タイトル読み
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コクサイ イミン ト シミンケン ガバナンス : ニチエイ ヒカク ノ コクサイ シャカイガク
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注記
参照文献: p259-278
人名索引: p285-286
事項索引: p287-295
内容説明・目次
内容説明
グローバリゼーションが引き起こす人の国際移動は、伝統的なガバナンス原理を機能不全に追い込みつつある。はたして多文化化のなか社会は統合を達成・維持できるのか。本書は、グローバリゼーション時代におけるガバナンスのあり方を、国際移民をめぐる市民権という視角から理論的に考察すると同時に、英国と日本の事例によって実証的にも検討していく。
目次
- 国際移民時代における市民権の問題
- 第1部 理論的アプローチ(市民権の変遷と「国民国家に対する挑戦」;ポストナショナル市民権は可能か)
- 第2部 多文化市民権と社会秩序の親和性と相克性—英国の事例(英国の多文化化過程と市民権制度の変遷;英国「人種暴動」と市民権;多文化市民権のローカル・ガバナンス)
- 第3部 ナショナル市民権への固執とその変容—日本の事例(日本の移民政策と市民権制度の変遷;日本おける多文化ガバナンスの不在;国家主権の衰退か?—日本における難民政策の展開)
- 国際移民と市民権の新たなガバナンスを求めて
「BOOKデータベース」 より