「個人的なもの」と想像力

書誌事項

「個人的なもの」と想像力

吉澤夏子著

勁草書房, 2012.3

タイトル別名

個人的なものと想像力

タイトル読み

コジンテキナ モノ ト ソウゾウリョク

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注記

文献: 巻末pvii-x

内容説明・目次

内容説明

想像力—空想力・妄想力—をめぐる問題…このテーマに焦点を合わせ、「心の自由な空間」としての「個人的なものの領域」を主題化する。…「個人的なものの領域」とは、単に親密な関係性が醸成される空間であるという以上に、想像力の在り処でありまたその産物の住み処でもある「心の自由な空間」にほかならない。「個人的なもの」を個人的なままに止めておくという選択に拘ってきたのは、それが心の自由な空間を確保することに繋がるからだ。本書では、そのことの意味をさらに突き詰めて考えた。

目次

  • 第1章 平等—自由で対等な関係(社会的なものと平等;個人的なものの領域—二つの力に抗して ほか)
  • 第2章 尊厳—他者との共在の可能性(グローバリゼーションとジェンダー;「第二の母」という問題—育児と掃除 ほか)
  • 第3章 反転—美という評価基準(美醜をめぐる葛藤;傷つく言葉 ほか)
  • 第4章 無限—虚構のリアル(やおいとは何か—二つの特徴;やおいの想像力—虚構としての性的身体 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08824178
  • ISBN
    • 9784326653713
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 194, xp
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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