科学的精神の形成 : 対象認識の精神分析のために
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科学的精神の形成 : 対象認識の精神分析のために
(平凡社ライブラリー, 760)
平凡社, 2012.4
- タイトル別名
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La formation de l'esprit scientifique : contribution à une psychanalyse de la connaissance objective
- タイトル読み
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カガクテキ セイシン ノ ケイセイ : タイショウ ニンシキ ノ セイシン ブンセキ ノ タメ ニ
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注記
国文社1975年刊の再刊
原著 (Paris : J. Vrin, 1938) の全訳
内容説明・目次
内容説明
電気を帯びた物体にはほこりがくっつく。ゆえに電気は糊である—十七、十八世紀の厖大な科学文献を渉猟して、抱腹絶倒の誤謬へとなぜ人は突き進むのかを検証する。最初の経験への過信、過度な一般化、一元化、実体化、イメージや類推への依存、アニミスム的物体観、…いまもなお私たちに働く「認識論的障害」を乗り越えつづけ、本当の科学的精神に向かうために。科学哲学の傑作。
目次
- 認識論的障害の概念 本書のプラン
- 第一の障害、最初の経験
- 科学的認識の障害となる一般的認識
- ことばの障害の例、海錦 身近なイマージュの過度の拡大
- 科学的認識の障害としての一元的かつプラグマティックな認識
- 実体論的障害
- 実在論者の精神分析
- アニミスムの障害
- 消化の神話
- リビドーと対象認識
- 量的認識の障害
- 科学的客観性と精神分析
「BOOKデータベース」 より