利己的遺伝子から見た人間 : 愉快な進化論の授業
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利己的遺伝子から見た人間 : 愉快な進化論の授業
(PHPサイエンス・ワールド新書, 055)
PHP研究所, 2012.4
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利己的遺伝子から見た人間 : 愉快な進化論の授業
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リコテキ イデンシ カラ ミタ ニンゲン : ユカイナ シンカロン ノ ジュギョウ
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文献: p204-205
Description and Table of Contents
Description
遺伝子が複雑にいろんなことをやっていることがわかってきたが、その複雑さに惑わされてはいけない。遺伝子は、遺伝子自身が増やえすいように「乗り物」をつくる。これが、遺伝子の本質、「利己性」の定義。本書は、ドーキンスの名著『利己的な遺伝子』の後、何がわかったか、丁寧に解説し、利己的遺伝子説から見えてくる生命像と人間観を楽しく語りかける。地球上で人間だけが、遺伝子のたくらみに気づいていて、それを利用した生き方も工夫できるのだと説く。
Table of Contents
- プロローグ なぜ、今、利己的遺伝子説なのか
- 第1部 利己的遺伝子説とは何か(遺伝子とは何か;生命誕生の時点の遺伝子の状態;「自分自身を複製する」=生命体? ほか)
- 第2部 利己的遺伝子説から見た人間の行動(遺伝子は細部にわたって遺伝子自身が増えやすいような個体を作り出している;乗り物がつくられた環境の理解が大切;妊娠した女性の「つわり」 ほか)
- エピローグ 遺伝子の戦略を利用して、個体が幸福になるためには(「幸せ感」につながる行動とは;狩猟採集時代の生活環境に適応した脳の性質を現代の生活環境にうまく合わせる;遺伝子の増殖に都合よくつくられた脳の性質を利用して幸せ感の持続につなげる ほか)
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