「終わり」への遡行 : ポストコロニアリズムの歴史と使命

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「終わり」への遡行 : ポストコロニアリズムの歴史と使命

秦邦生 [ほか] 編著

英宝社, 2012.3

Other Title

終わりへの遡行 : ポストコロニアリズムの歴史と使命

Title Transcription

オワリ エノ ソコウ : ポストコロニアリズム ノ レキシ ト シメイ

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Note

その他の編著者: 中井亜佐子, 富山太佳夫, 溝口昭子, 早川敦子

引用文献: 各論末

Description and Table of Contents

Description

現代のグローバリゼーションに向き合う文学、歴史、批評理論、翻訳論の多彩な視点から、ポストコロニアル研究の再構築を試みる。人文学の未来を切り拓く十一の思索。

Table of Contents

  • 序 ポストコロニアリズムの「終わり」に向かって
  • 1 歴史と抵抗(黒い影、帝国の影;トロロープと西インド諸島—ジャマイカの「黒い人」を中心に;痕跡と抵抗—ジョウゼフ・コンラッド『ノストローモ』における群衆 ほか)
  • 2 帝国の衰退と存続(『カヴァルケード』と愛国心—ノエル・カワードと帝国の衰退;トリニダードのデレク・ウォルコットと「国民演劇」;捏造されたマイヨット・カペシア—ファノンそしてフェミニストたち)
  • 3 移動、越境、故国喪失(自分について語ること—「晩年」のサイード読解に向けて;理論は旅をする—ホミ・バーバと「その後」;カシミールのラシュディ—『道化師シャリマール』における分割、内破、恥辱 ほか)
  • 多様な「声」への応答—あとがきに代えて

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