クレバスに心せよ! : アメリカ文学、翻訳と誤読

書誌事項

クレバスに心せよ! : アメリカ文学、翻訳と誤読

須山静夫著

吉夏社, 2012.4

タイトル別名

クレバスに心せよ : アメリカ文学翻訳と誤読

タイトル読み

クレバス ニ ココロセヨ : アメリカ ブンガク ホンヤク ト ゴドク

大学図書館所蔵 件 / 72

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

数々のアメリカ文学作品の翻訳に従事してきた著者が、メルヴィルの『クラレル』や『白鯨』、フォークナー、オコナー、スタイロンらの作品を取り上げ、日米の研究者たちがおかしてきた誤読や誤訳を解説、さらにそれらの作家たちに大きな影響を与えた聖書を「イザヤ書」の死海写本にまで遡る。

目次

  • クレバスに心せよ!(ウィリアム・スタイロン、『闇の中に横たわりて』;ウィリアム・フォークナー、『八月の光』;フラナリー・オコナー、『賢い血』;ハーマン・メルヴィル、『クラレル』;ハーマン・メルヴィル、『白鯨』)
  • ハーマン・メルヴィル『クラレル』論—if there be no God(長詩『クラレル』の受けた書評、つまり酷評;『クラレル』におけるメルヴィルの想像力は、死についての想像力である)
  • 『クラレル』翻訳余録(『クラレル』の内容の概略、および『クラレル』の受けたアメリカでの書評;『クラレル』論の執筆者たちのおかした誤解および誤読;『クラレル』の原書に付けられた編者たちによる脚注のなかの誤り;日本人の研究者による誤訳)
  • 『死海写本 イザヤ書』に分け入って(須山のヘブライ語学習のいきさつ;タビデ王は息子アブサロムを愛していたか、憎んでいたか;銀座教文館に展示してあるイザヤ書の複製;死海写本とビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシアとの相違点)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ