書誌事項

英国福祉ボランタリズムの起源 : 資本・コミュニティ・国家

岡村東洋光, 高田実, 金澤周作編著

(Minerva人文・社会科学叢書, 180)

ミネルヴァ書房, 2012.5

タイトル別名

英国福祉ボランタリズムの起源 : 資本コミュニティ国家

タイトル読み

エイコク フクシ ボランタリズム ノ キゲン : シホン・コミュニティ・コッカ

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収録内容

  • 近現代イギリスにおける福祉ボランタリズム : 重畳するフィランスロピーの歴史 / 岡村東洋光, 高田実, 金澤周作執筆
  • 現代チャリティ法制の一起源 : 慈善信託法(1853年)の長い制定過程にみるイギリスの自由と統治 / 金澤周作執筆
  • チャリティの倫理と資本主義の精神 : 19世紀に登場した“5%フィランスロピー" / 岡村東洋光執筆
  • 企業福祉と社会福祉 : ラウントリー父子の実践 / 山本通執筆
  • 模範の工場村と公共制度 : 地域社会における社会改良と階級間の調和 / 岩間俊彦執筆
  • ロンドン住民の健康と帝都の美観 : ミース伯爵によるオープン・スペースの整備 / 光永雅明執筆
  • 福祉の分業の隘路 : ロンドン慈善組織協会と「リスペクタブルな」失業者 / 山本卓執筆
  • チャリティでも、社会主義でもなく : 全国預金友愛会組合と老齢年金 / 高田実執筆
  • 変容する福祉実践の場と主体 : 第一次世界大戦期における別居手当と家族手当構想 / 赤木誠執筆
  • ボランタリー・セクターと国家の現在 / 中島智人執筆

内容説明・目次

内容説明

福祉の源流から見えてくるもの—人間の生活の質を向上させる自発的な活動、その歴史から今後の福祉のあり方を探る。

目次

  • 近現代イギリスにおける福祉ボランタリズム—重畳するフィランスロピーの歴史
  • 現代チャリティ法制の一起源—慈善信託法(1853年)の長い制定過程にみるイギリスの自由と統治
  • 第1部 営利とフィランスロピー(チャリティの倫理と資本主義の精神—19世紀に登場した“5%フィランスロピー”;企業福祉と社会福祉—ラウントリー父子の実践)
  • 第2部 共同体への志向(模範の工場村と公共制度—地域社会における社会改良と階級間の調和;ロンドン住民の健康と帝都の美観—ミース伯爵によるオープン・スペースの整備)
  • 第3部 国家との関係(福祉の分業の隘路—ロンドン慈善組織協会と「リスペクタブルな」失業者;チャリティでも、社会主義でもなく—全国預金友愛会組合と老齢年金;変容する福祉実践の場と主体—第一次世界大戦期における別居手当と家族手当構想)
  • ボランタリー・セクターと国家の現在

「BOOKデータベース」 より

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