書誌事項

「辺境」からはじまる : 東京/東北論

赤坂憲雄, 小熊英二編著 ; 山下祐介 [ほか執筆]

明石書店, 2012.5

タイトル別名

辺境からはじまる : 東京東北論

「辺境」からはじまる東京/東北論

タイトル読み

「ヘンキョウ」 カラ ハジマル : トウキョウ/トウホク ロン

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注記

内容: まえがき(小熊英二), I: 東京/東北の過去と現在(第1章「東京の震災論/東北の震災論」-第8章「「飢餓」をめぐる東京/東北」), II: 東京/東北の未来へ, あとがき(赤坂憲雄), 編著者・執筆者

参考文献あり

収録内容

  • 東京の震災論/東北の震災論 : 福島第一原発事故をめぐって / 山下祐介 [執筆]
  • 全村避難を余儀なくされた村に「生きる」時間と風景の盛衰 / 佐藤彰彦 [執筆]
  • 再帰する優生思想 / 本多創史 [執筆]
  • 「災間」の思考 : 繰り返す3・11の日付のために / 仁平典宏 [執筆]
  • 「大きなまちづくり」の後で : 釜石の「復興」に向けて / 大堀研 [執筆]
  • 核燃・原子力論の周辺から描く東京/青森/六ヶ所 / 小山田和代 [執筆]
  • 多様な生業戦略のひとつとしての再生可能エネルギーの可能性 : 岩手県葛巻町の取り組みを手がかりに / 茅野恒秀 [執筆]
  • 「飢餓」をめぐる東京/東北 / 山内明美 [執筆]
  • 東京/東北の未来へ : 対談 / 赤坂憲雄, 小熊英二 [述]

内容説明・目次

内容説明

米、鉄、人材、電力…これまで東北は、東京の欲望を叶える工場であり続けてきた。それは実際、東北に何をもたらしたのか。また3・11により、そうしたシステムの限界が露呈したとするなら、「辺境」たる東北はどこに展望を見出すべきか。徹底的に考える。

目次

  • 1 東京/東北の過去と現在(東京の震災論/東北の震災論—福島第一原発事故をめぐって;全村避難を余儀なくされた村に「生きる」時間と風景の盛衰;再帰する優生思想;「災間」の思考—繰り返す3・11の日付のために;「大きなまちづくり」の後で—釜石の「復興」に向けて;核燃・原子力論の周辺から描く東京/青森/六ケ所;多様な生業戦略のひとつとしての再生可能エネルギーの可能性—岩手県葛巻町の取り組みを手がかりに;「飢餓」をめぐる東京/東北)
  • 2 東京/東北の未来へ—赤坂憲雄×小熊英二対談

「BOOKデータベース」 より

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