手の治癒力
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手の治癒力
草思社, 2012.5
- タイトル読み
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テ ノ チユリョク
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注記
引用文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
痛み、疲労、不安、抑うつ、PTSD、高血圧、孤独感…現代人の心身の不調は「手」で癒せる。話題の身体心理学者が医療の原点「手当て」の驚くべき有効性を最新の科学的知見をもとに明らかにする。
目次
- 1章 手の治す力、癒す力(医療の原点「手当て」;壁画に残された無数の手の跡;医聖ヒポクラテスは「触れる」ことを重視した;プラシーボ効果か催眠効果か;自然治癒力を引き出す触診の力;触れない医療の問題点;啄木も子規も大事にした癒しの手;指先は極めて精巧なセンサー;「ふれあい」がイライラ、不安、疲れをやわらげる)
- 2章 手は第二の脳(手は脳の出先器官;身体と心の関係;皮膚感覚が心を変える;現代によみがえる手当ての意義)
- 3章 手をあてるとなぜ心身が癒えるのか(「手当て」のメカニズム;哺乳類が記憶する母親から“舐められた”感覚;痛みを癒す;心のマッサージ;心と体を統合させる手当ての技)
- 4章 「ふれあい」が深い絆をつくる(「絆ホルモン」オキシトシンの不思議;親子のスキンシップ;夫婦・恋人間の絆を強める;病気回復につながる医療現場のふれあい;ふれあい下手な日本人のために)
- エピローグ 手の力で人はよみがえる(全身の筋肉を緩め、身体感覚を取り戻す;脳ではなく皮膚で考える;「今、ここ」の皮膚感覚に集中する;手を差し伸べる勇気を;人は「手」によって救われる)
「BOOKデータベース」 より