「自己」という謎 : 自己への問いとハイデッガーの「性起」
著者
書誌事項
「自己」という謎 : 自己への問いとハイデッガーの「性起」
法政大学出版局, 2012.5
- タイトル別名
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Rätsel des "Selbst" : die Frage nach dem Selbst und Heideggers "Ereignis"
自己という謎 : 自己への問いとハイデッガーの性起
- タイトル読み
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「ジコ」 ト イウ ナゾ : ジコ エノ トイ ト ハイデッガー ノ 「セイキ」
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注記
博士学位論文 (早稲田大学, 2007年) に加筆したもの
文献一覧: 巻末p9-25
内容説明・目次
内容説明
その思索の根本を貫く「性起」を論じてハイデッガー研究に新たな地平を拓く。「性起」を、「存在、時間、世界、物、真理、言葉、芸術、奥義、亀裂」等との関わりで論じ、西田幾多郎「自己論」との比較をも通じて、哲学のみならず人間の抱える根本問題の一つとしての「“自己”とは何か」の問いに挑む。
目次
- 序論
- 本論 ハイデッガーにおける「自己」の問題と「性起」(「自性」と「奥義」と性起(真理と性起);「存在の亀裂」と性起;“時間”という謎—時間と性起;「存在」:「ある」ということをめぐる「格闘」—存在と性起;言葉と性起;“物”という謎:根源的物性—物と世界と性起;芸術の可能性—芸術と性起;ハイデッガーの「性起」とは何だったか—ハイデッガーにおける「自己」)
- 展望 性起と思索の可能性—“自己”の問題の新たな可能性へ(哲学と“自己”との一つの可能性—ハイデッガーと西田哲学;“自己”の真相:“自己”の問題の新たな可能性へ—“自己”という「事態」:“自己する”自己)
「BOOKデータベース」 より