森林飽和 : 国土の変貌を考える
Author(s)
Bibliographic Information
森林飽和 : 国土の変貌を考える
(NHKブックス, 1193)
NHK出版, 2012.7
- Title Transcription
-
シンリン ホウワ : コクド ノ ヘンボウ オ カンガエル
Available at / 300 libraries
-
Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
652.1||O81110045874
-
University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
652.1:O815010933991
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
参考文献: p250-252
Description and Table of Contents
Description
緑の木々に覆われた山を歩きながら、私たちは、そこが五十年前にはげ山であった姿を想像できるだろうか?山の地肌が消え、土砂崩れが減り、川から砂がなくなる—これら二十世紀におきた変化は、日本史上初のものだった。変化は副作用をもたらす。サルやクマの人里への出没、海岸の道路を崩壊させる“砂浜流失”、そして花粉症。各地で起きる問題の根源に山地の変化があることを見抜き、土砂の流れを分析して私たちの誤った思いこみを次々と覆す。自然環境と災害について発想の転換を迫る提言の書。
Table of Contents
- 第1章 海辺の林は何を語るか—津波と飛砂
- 第2章 はげ山だらけの日本—「里山」の原風景
- 第3章 森はどう破壊されたか—収奪の日本史
- 第4章 なぜ緑が回復したのか—悲願と忘却
- 第5章 いま何が起きているのか—森林増加の副作用
- 第6章 国土管理の新パラダイム—迫られる発想の転換
by "BOOK database"