藤原良房 : 天皇制を安定に導いた摂関政治
著者
書誌事項
藤原良房 : 天皇制を安定に導いた摂関政治
(日本史リブレット人, 015)
山川出版社, 2012.7
- タイトル別名
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Fujiwara no Yoshifusa
藤原良房
- タイトル読み
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フジワラ ノ ヨシフサ : テンノウセイ オ アンテイ ニ ミチビイタ セッカン セイジ
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注記
参考文献: 巻末
藤原良房とその時代: 巻末
内容説明・目次
内容説明
平安時代王朝貴族政治の代名詞ともいえる摂関政治。藤原良房は最初の摂政となって摂関政治を始めた。それは藤原氏の専権確立のためであり、良房は権謀術数を弄した策略家だったのだろうか。摂関政治成立過程の諸事件、摂政制の成立、天皇と摂政の関係などを史料に基づいて再考し、幼帝即位という天皇制の危機を克服し、安定した皇位継承に道を開き、天皇制を安定に導いた良房の歩みを、日本における古代から中世への転換の胎動、東アジアの変動を視野に跡づけ、摂関政治成立の意義を問い直す。
目次
- 桜花と望月
- 1 めぐまれた出発
- 2 承和の変
- 3 はじめての人臣摂政として
- 4 応天門の変
- 5 移りゆく時代のなかで
- 6 良房のあとに
「BOOKデータベース」 より