住まいの文化論 : 構造と変容をさぐる
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住まいの文化論 : 構造と変容をさぐる
柊風舎, 2012.7
- タイトル読み
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スマイ ノ ブンカロン : コウゾウ ト ヘンヨウ オ サグル
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内容説明・目次
内容説明
住まいは「建物」だけが存在するのではない。住まいと暮らしが一体になった「生きている住まい」—その魅力にとりつかれた著者30年の軌跡。「御仮屋」—寝室の移動にみる「クチ‐オク」の秩序—来訪神をどこに迎えるか—変わる部分と変わらない部分—日本の「田園都市」。住まいの意味と社会のありかたを考える、ソフト面からの住文化論。フィールドワークによる豊富な図版・写真。索引付。
目次
- 住文化論をめざして
- 第1章 祭祀施設にみる住まいの原点(古代の御仮屋が残る春日若宮祭;諏訪大社上社の儀礼と御仮屋;頭屋儀礼における御仮屋の諸相;御仮屋に残る住まいの原感覚)
- 第2章 住まいの秩序が反映した屋内神の祭場(「クチ‐オク」の方位がつくりだす秩序;住まいの“オク”に祀られる家の神;あいまいな秩序の部屋—“カミ”と“シモ”の間;“オモテ”と“ウラ”)
- 第3章 来訪神への対応(他界から聖地、そして住まいを訪れる神;ニワから座敷へ—奈良県平群町の頭屋儀礼を中心に;縁と床の間—南西諸島の床の神;結界—時仏堂から仏壇へ)
- 第4章 住まいの変容(都市の住まい;観光化のなかで暮らしを守る住まいを求めて;沖縄の住まいと暮らし—“変容”の視点から;住まいの変容と伝統儀礼—沖縄県小浜島のヒンプン)
- 第5章 田園都市「千里山住宅地」から学ぶ今後の住まい(田園都市とは;千里山住宅地の誕生;住まいと暮らしの“変容”;田園都市の夢と現実、その意義)
「BOOKデータベース」 より