ネアンデルタール人奇跡の再発見
著者
書誌事項
ネアンデルタール人奇跡の再発見
(朝日選書, 891)
朝日新聞出版, 2012.8
- タイトル別名
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ネアンデルタール人 : 奇跡の再発見
- タイトル読み
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ネアンデルタールジン キセキ ノ サイハッケン
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注記
ネアンデルタール人研究略史: p193-195
参考文献: 巻末p2-7
内容説明・目次
内容説明
ネアンデルタール人骨の発見地として有名なネアンデル渓谷は、かつて風光明媚な土地だった。模式標本となった人骨は1856年に渓谷内の「小フェルトホーファー洞窟」で発見されたという記録が残っている。その後、じつはネアンデル渓谷は19世紀の産業革命期の徹底的な石灰岩採掘で削平され、洞窟自体がなくなってしまった。考古学や人類学にとって非常に重要な出土地点がわからなくなってしまったのだ。以来、出土地点の「再発見」は幾度となく試みられたが、誰にも果たせなかった…。だがついに、発見から143年を経て、奇跡的に地点が特定された。なぜ、どうやって?何が「再発見」を可能にしたのか?「再発見」をめぐる研究者たちの熱き物語。
目次
- 1章 忘れられたネアンデル渓谷
- 2章 ネアンデルタール人骨の発見
- 3章 ネアンデルタール人の生業と道具立て
- 4章 追跡の開始
- 5章 人骨標本をDNAの分析に
- 6章 人骨出土地点を絞り込む
- 7章 出土地点の再発見
- 8章 発見場所の特定
- 9章 新しい研究の地平
「BOOKデータベース」 より