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「イタリア」誕生の物語

藤澤房俊著

(講談社選書メチエ, 532)

講談社, 2012.8

タイトル別名

イタリア誕生の物語

タイトル読み

「イタリア」タンジョウ ノ モノガタリ

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注記

文献案内: p231-234

年表「イタリア」誕生の物語: p235-246

人名索引: p247-252

内容説明・目次

内容説明

一八世紀末、イタリア半島は小国の集合体だった。サルデーニャ王国、ジェノヴァ共和国、ヴェネツィア共和国、モデナ公国、パルマ公国、トスカーナ大公国、教会国家、ナポリ王国、ハプスブルク帝国領のミラノ公国…。フランス革命の風を受け、統一国家「イタリア」の実現を目指す「再興運動」の激しいうねり。大国フランスとオーストリアの狭間で、いかにして「想像の政治的共同体」は成立したのか?明治日本にも大きな影響を与えた一大政治ドラマを活写する。

目次

  • 第1章 「自由の木の酸っぱいけれども甘い果実を味わった最初の国」—一七九六〜一七九九年
  • 第2章 皇帝ナポレオンのイタリア支配—一八〇〇〜一八一四年
  • 第3章 不安定な王政復古体制
  • 第4章 秘密結社運動から政党の運動へ
  • 第5章 革命ではなく改革を目指した穏和派
  • 第6章 イタリアの長い「一八四八年革命」
  • 第7章 リソルジメントの国際化
  • 第8章 職人的なイタリア統一
  • 第9章 半島の名前から民族の名前となったイタリア
  • 第10章 「クォー・ヴァディス、イタリア」—「おわりに」にかえて

「BOOKデータベース」 より

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