レヴィナス : 壊れものとしての人間

書誌事項

レヴィナス : 壊れものとしての人間

村上靖彦著

(河出ブックス, 048 . 現代思想の現在||ゲンダイ シソウ ノ ゲンザイ)

河出書房新社, 2012.8

タイトル読み

レヴィナス : コワレモノ トシテノ ニンゲン

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注記

文献一覧: p235-240

内容説明・目次

内容説明

ホロコーストを生き延びたことの罪悪感と向き合い、人間を「そもそも壊れやすいもの」とする一方、他者の苦しみを受けとめることの意味を追究し続けたレヴィナス。その哲学の核心は、あらゆる人が出会いうる「傷つきやすさ」にある。介護・看護といったケアや自閉症研究など、他者との接触の分析に、レヴィナス哲学を取り入れてきた気鋭による、二十一世紀に残るべき思想としてのレヴィナス入門。

目次

  • 第1章 レヴィナスの生涯と作品
  • 第2章 外傷の哲学—レヴィナスの核
  • 第3章 逆流する創造—初期の世界論と他者論
  • 第4章 暴力批判論—第一の主著『全体性と無限』
  • 第5章 後期思想『存在の彼方へ』
  • 第6章 外傷としての主体—レヴィナス思想の深淵
  • 第7章 メシアニズムを捨てて—信仰なき宗教について
  • 第8章 レヴィナスの歴史哲学
  • 終章 死者の復活—治癒論としての歴史

「BOOKデータベース」 より

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