精神分析と自閉症 : フロイトからヴィトゲンシュタインへ
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精神分析と自閉症 : フロイトからヴィトゲンシュタインへ
(講談社選書メチエ, 534)
講談社, 2012.9
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セイシン ブンセキ ト ジヘイショウ : フロイト カラ ヴィトゲンシュタイン エ
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引用文献: p313-322
Description and Table of Contents
Description
永らく精神分析の「躓きの石」であった自閉症。両者の不幸な出会いを、フロイト思想の原点「心理学草案」に戻ることによって解消し、さらにはヴィトゲンシュタインの思考を媒介に、新たな自閉症理論を構築する。
Table of Contents
- 第1章 超自我とマゾヒズムと二人のフロイト—一九二〇年代の課題
- 第2章 あらかじめ失われた出発点へ帰る—初期フロイトの「心理学草案」
- 第3章 否定の論理・去勢の論理—二項対立と無限
- 第4章 自閉症を社会学へと開く—部分と全体
- 第5章 スペクトラム化したセカイ—ライトノベルと自閉症
- 第6章 精神分析・隠喩・自閉症—ラカン的視点から
- 第7章 ヴィトゲンシュタインと嵐の中の歩行者—無意味と無価値
- 第8章 黄昏の風景から—私にとっての自閉症
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