『日本文学史序説』補講
著者
書誌事項
『日本文学史序説』補講
(ちくま学芸文庫, [カ13-5])
筑摩書房, 2012.9
- タイトル別名
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日本文学史序説補講
- タイトル読み
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『ニホン ブンガクシ ジョセツ 』 ホコウ
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注記
2006年11月かもがわ出版刊に文庫化にあたり「もう一つの補講 加藤周一が考えつづけてきたこと」を増補した
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
世界7カ国語に翻訳され、高い評価を受けた『日本文学史序説』。本書は、この不朽の名著について、著者みずからが集中講義を行った全記録である。『日本文学史序説』のエッセンスを分かりやすく説きつつ、執筆の方法論を明かし、その後の発見なども織り交ぜて縦横に語る。日本文学の細やかな味わいについて、中国や西洋の文学との比較、文学にあらわれた思想について—自著の解説やすでに語られたことの要約に留まらぬ、芸術・文化、政治、社会に及ぶ白熱の講義録。文庫化にあたり、『日本文学史序説』をめぐる、大江健三郎、小森陽一、成田龍一各氏の追悼鼎談を「もう一つの補講」として収録。
目次
- 第1講(日本文学の特徴について;『万葉集』の時代)
- 第2講(最初の転換期;『源氏物語』と『今昔物語』の時代)
- 第3講(再び転換期;能と狂言の時代;第三の転換期;元禄文化;町人の時代)
- 第4講(第四の転換期;工業化の時代/戦後の状況)
- 最終講 自由討論
- もう一つの補講 加藤周一が考えつづけてきたこと(大江健三郎・小森陽一・成田龍一)
「BOOKデータベース」 より