ひきこもりはなぜ「治る」のか? : 精神分析的アプローチ

書誌事項

ひきこもりはなぜ「治る」のか? : 精神分析的アプローチ

斎藤環著

(ちくま文庫, [さ-29-4])

筑摩書房, 2012.10

タイトル別名

ひきこもりはなぜ治るのか? : 精神分析的アプローチ

タイトル読み

ヒキコモリ ワ ナゼ 「ナオル」 ノカ? : セイシン ブンセキテキ アプローチ

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注記

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献: p231-236

内容説明・目次

内容説明

「ひきこもり」の治療や支援は、どのような考えに基づいて行われているのだろうか。その研究の第一人者である著者が、ラカン、コフート、クライン、ビオンの精神分析家の理論を用いて、「ひきこもり」の若者かたちの精神病理をわかりやすく解説する。なぜ、彼らはひきこもるのか?家族はどのように対応すればよいのか?「ひきこもり」に対する新たな視点が得られる。

目次

  • 第1章 「ひきこもり」の考え方—対人関係があればニート、なければひきこもり
  • 第2章 ラカンとひきこもり—なぜ他者とのかかわりが必要なのか
  • 第3章 コフート理論とひきこもり—人間は一生をかけて成熟する
  • 第4章 クライン、ビオンとひきこもり—攻撃すると攻撃が、良い対応をすると良い反応が返ってくる
  • 第5章 家族の対応方針—安心してひきこもれる環境を作ることから
  • 第6章 ひきこもりの個人精神療法—「治る」ということは、「自由」になるということ

「BOOKデータベース」 より

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