アート・ヒステリー : なんでもかんでもアートな国・ニッポン
Author(s)
Bibliographic Information
アート・ヒステリー : なんでもかんでもアートな国・ニッポン
河出書房新社, 2012.9
- Other Title
-
Art hysteria
アートヒステリー : なんでもかんでもアートな国ニッポン
- Title Transcription
-
アート・ヒステリー : ナンデモ カンデモ アートナ クニ・ニッポン
Available at / 126 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
アートは“希望”の灯火ではない。人々を結ぶ“絆”でもない。民主主義の太陽が生んだ「自由」と「個性」を掲げる美術教育と、資本主義の雨がもたらした増殖、拡大し続けるアートワールド、それらを通して、アートと私たちの関係を読み解く。『アーティスト症候群』から４年、「アート」の名の下にすべてが曖昧に受容される現在を、根底から見つめ、その欲望を洗い出す。
Table of Contents
- 第１章 アートがわからなくても当たり前（ピカソって本当にいいですか？；疎外される「わからない人」；アートの受容格差；「美術」はどこから来たのか）
- 第２章 図工の時間は楽しかったですか（芸術という「糸巻き」；日本の美術教育；夢見る大人と現実的な子ども；問い直される理想）
- 第３章 アートは底の抜けた器（液状化するアート；空想と現実の距離；村上隆の「父殺し」；アートの終わるところ）
by "BOOK database"
