アート・ヒステリー : なんでもかんでもアートな国・ニッポン
著者
書誌事項
アート・ヒステリー : なんでもかんでもアートな国・ニッポン
河出書房新社, 2012.9
- タイトル別名
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Art hysteria
アートヒステリー : なんでもかんでもアートな国ニッポン
- タイトル読み
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アート・ヒステリー : ナンデモ カンデモ アートナ クニ・ニッポン
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内容説明・目次
内容説明
アートは“希望”の灯火ではない。人々を結ぶ“絆”でもない。民主主義の太陽が生んだ「自由」と「個性」を掲げる美術教育と、資本主義の雨がもたらした増殖、拡大し続けるアートワールド、それらを通して、アートと私たちの関係を読み解く。『アーティスト症候群』から4年、「アート」の名の下にすべてが曖昧に受容される現在を、根底から見つめ、その欲望を洗い出す。
目次
- 第1章 アートがわからなくても当たり前(ピカソって本当にいいですか?;疎外される「わからない人」;アートの受容格差;「美術」はどこから来たのか)
- 第2章 図工の時間は楽しかったですか(芸術という「糸巻き」;日本の美術教育;夢見る大人と現実的な子ども;問い直される理想)
- 第3章 アートは底の抜けた器(液状化するアート;空想と現実の距離;村上隆の「父殺し」;アートの終わるところ)
「BOOKデータベース」 より