柳田國男の教育構想 : 国語教育・社会科教育への情熱

書誌事項

柳田國男の教育構想 : 国語教育・社会科教育への情熱

関口敏美著

(塙選書, 114)

塙書房, 2012.11

タイトル別名

柳田国男の教育構想 : 国語教育社会科教育への情熱

柳田国男の教育構想

タイトル読み

ヤナギタ クニオ ノ キョウイク コウソウ : コクゴ キョウイク・シャカイカ キョウイク エノ ジョウネツ

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注記

参考文献: p218-224

内容説明・目次

内容説明

農政学から民俗学へと、柳田國男の学問の展開を方向づけたものが、国民の主体形成=教育への課題意識であったことを示し、柳田が構想した主体的な思考力を支える「考へる言葉」を育てる国語教育と、歴史的な思考力・判断力を基礎づける「史心」を養成する社会科教育を明らかにし、柳田の教育への情熱が混迷する現代の教育に新たな光明を与える。

目次

  • 第1章 教育への関心—なぜ「教育」に関心を持ったのか(農政学期における課題意識—一九〇〇〜一〇;「郷土研究」期における課題意識—一九一〇〜三〇;一九三〇年以前の教育観の形成;前代教育への注目とその視角;前代教育から何を学ぼうとしたのか;教育の習俗研究の意味)
  • 第2章 国語教育の構想—「考へる言葉」を育てる国語教育(ことばへの関心;前代国語教育への課題意識;学校国語教育の問題点と改革の方向;一九三〇年代の国語史研究;国語史研究と国語教育構想との関係;戦後の国語教育論)
  • 第3章 社会科教育の構想—「史心」を育てる社会科教育(社会科への関わり;柳田社会科の形成;社会科教育の目的と方法;教科書『日本の社会』;子どものための歴史教育構想)

「BOOKデータベース」 より

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