一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想 : 「教育する母親」を問題化した人々
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一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想 : 「教育する母親」を問題化した人々
(埼玉学園大学研究叢書, 第6巻)
三元社, 2012.10
- タイトル別名
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一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想 : 教育する母親を問題化した人々
1930年代日本における家庭教育振興の思想 : 「教育する母親」を問題化した人々
- タイトル読み
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1930ネンダイ ニホン ニオケル カテイ キョウイク シンコウ ノ シソウ : キョウイク スル ハハオヤ オ モンダイカ シタ ヒトビト
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注記
本書は、筆者の博士論文をもとに、修正を加えてまとめたもの
資料: p217-251
参考文献: p252-276
内容説明・目次
内容説明
都市新中間層の「教育する母親」は、なぜ問題とされたのか。「家庭教育振興政策」が展開されるなか、問題化された母親たちを指導しようと試みた、倉橋惣三、青木誠四郎、上村哲弥の「家庭教育の思想」を明らかにする。
目次
- 序章 先行研究の整理と本書の研究動機(「家庭」「家庭教育」概念とは;新中間層の登場 ほか)
- 第1章 倉橋惣三における「家庭教育」の思想—社会教育官として(先行研究の動向—倉橋の「家庭教育」思想に関わって;倉橋による講演活動の概要 ほか)
- 第2章 青木誠四郎の教育相談—心理学者における「家庭教育」の思想(相談事業の歴史—大日本連合婦人会家庭教育相談所が設置されるまで;大日本連合婦人会家庭教育相談所の設置 ほか)
- 第3章 上村哲弥における「両親再教育」—その思想と活動(米国での「両親教育運動」;日本両親再教育協会の設立 ほか)
- 終章 一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想とは
「BOOKデータベース」 より