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古代地中海世界の歴史

本村凌二, 中村るい著

(ちくま学芸文庫, [モ16-1])

筑摩書房, 2012.11

タイトル読み

コダイ チチュウカイ セカイ ノ レキシ

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注記

放送大学教育振興会より2004年3月に刊行されたものを大幅に加筆修正

参考文献: p271

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

古代地中海は、大小さまざまな文明が興亡をくり返し、衝突と融合の華々しいドラマをくりひろげた舞台だった。文字や法制度など、人類最初の文明の萌芽を伝えるメソポタミア。強大な王権のもと、高度で謎に満ちた文化を築きあげたエジプト。わずか数世紀とはいえ、栄光を極めたギリシア。これらすべてをのみこんで世界帝国を築いたローマ。そうした巨大文明の狭間で興っては消えていった数々の民族。そしてキリスト教世界の成立まで。本書では個々別々に語られてきた各文明相互の対立・交流・影響関係に注目、美術作品をはじめ、多くの図版とともに、歴史の躍動を大きくつかむ。

目次

  • 地中海世界の古層—前四〇〇〇〜前三〇〇〇年紀
  • 地中海世界の激流—前二〇〇〇年紀
  • 諸民族の波動—前二〇〇〇年紀末〜前一〇〇〇年紀初頭
  • 世界帝国の出現—前一〇〇〇年紀前半
  • オリエント世界の美術
  • 都市国家の成立—前一〇〇〇年紀前半
  • 古典期ギリシア—前五〜前四世紀
  • 地中海世界とヘレニズム—前四〜前一世紀
  • ギリシア世界の美術
  • ローマ共和政—前五〜前一世紀
  • 地中海世界帝国の形成—一世紀
  • 「ローマの平和」と地中海世界の融和—二世紀
  • ヘレニズム・ローマ世界の美術
  • 地中海世界の混迷と再編—三〜四世紀
  • 古代末期と地中海文明の変質—五〜七世紀

「BOOKデータベース」 より

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