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日英語の構文研究から探る理論言語学の可能性

畠山雄二編 ; 藤田耕司 [ほか執筆]

開拓社, 2012.11

タイトル読み

ニチエイゴ ノ コウブン ケンキュウ カラ サグル リロン ゲンゴガク ノ カノウセイ

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注記

その他の執筆者: 深谷修代, 本田謙介, 田中江扶, 早瀬尚子, 岩田彩志, 岸本秀樹, 小泉政利, 西垣内泰介, 小野尚之, 白畑知彦, 谷口一美, 矢田部修一

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

理論言語学は構文研究に始まって構文研究で終わる。つまり、自然言語のモデルづくりは構文の研究を通して行われる。このように、文法理論はどのようなものであれ、構文研究をベースにつくられ、そして発展していくものであるが、今日ある文法理論はこれからどういった方向に進んでいくのであろうか。気鋭の研究者による15本の論考からこれからの理論言語学の動向を探ってみたい。

目次

  • 動詞統語論と生物言語学・進化言語学
  • 最適性理論とwh疑問文
  • 日本語の動詞句前置構文
  • 動詞「ある」と形容詞述語に現れる「ある」—国語学の記述と生成文法の分析
  • 英語の懸垂分詞構文とその意味変化
  • 日本語の動詞移動:尊敬語文からの検証
  • Way構文はどのような移動を表すか?
  • 授受動詞構文の意味と格
  • 主語のスクランブリングは可能だ
  • 「自分」の「長距離束縛」と視点投射
  • 名詞の項構造:事象モードと関係モード
  • 第二言語習得における否定証拠の効果:主語卓越構文の習得を題材に
  • 場所構文の相関関係
  • 補語をとる連結的知覚動詞:構文の変化と成立
  • 非構成素等位接続に関する範疇文法に基づく分析と句構造文法に基づく分析の比較

「BOOKデータベース」 より

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