吉永小百合、オックスフォード大学で原爆詩を読む
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吉永小百合、オックスフォード大学で原爆詩を読む
(集英社新書, 0665B)
集英社, 2012.11
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吉永小百合オックスフォード大学で原爆詩を読む
- Title Transcription
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ヨシナガ サユリ オックスフォード ダイガク デ ゲンバクシ オ ヨム
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奥付の責任表示: 早川敦子著
Description and Table of Contents
Description
2011年10月、原爆詩の朗読を続ける女優、吉永小百合は、オックスフォード大学の招きを受けてイギリスに向かう。ヨーロッパで初めての朗読会、伴奏は、坂本龍一。百十年前のピアノが哀切なメロディーを奏で、偶然チャペルに迷い込んだ鳩が、長編詩「慟哭」のクライマックスで天井を飛翔した。彼女の朗読は、なぜイギリスの聴衆たちの胸を打ったのか。吉永小百合が原爆詩と関わった二十余年にわたる軌跡を紹介しつつ、当日の出来事をドラマティックに描くドキュメント。原爆詩が、国境を超えた瞬間が、いまここによみがえる。
Table of Contents
- 1 鳩が運んできたもの(その瞬間;苦悩を受けとめる ほか)
- 2 原爆詩との出会いとオックスフォードへの道(原爆詩との出会い;CD「第二楽章」の誕生 ほか)
- 3 チャペルに響いた朗読の言葉—二〇一一年十月二十二日(ハプニングの連続;いざ、オープニング ほか)
- 4 廃墟にて(いま、私たちは廃墟の前に佇んでいる;もう一人の福島の詩人 ほか)
- 歩み続ける オックスフォード一年後の思い—吉永小百合さんに、一年後の感想を聞く(談)
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