連想の文体 : 王朝文学史序説

書誌事項

連想の文体 : 王朝文学史序説

鈴木日出男著

岩波書店, 2012.11

タイトル読み

レンソウ ノ ブンタイ : オウチョウ ブンガクシ ジョセツ

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内容説明・目次

内容説明

王朝人にとって自らの思考や感情を仮名の文章で書き表すことは、いかなる営為であったのか。時代の表現様式に抗いつつ、人びとは自己表出としての言語表現のあり方を模索していた。歌言葉の連想に依拠しながらも、独自の批評を加えることによって新しい散文表現を獲得した『枕草子』をはじめ、連想の文体という観点から王朝文学史を捉え直す。

目次

  • 第1篇 文学史における文体(文学史における文体;歌言葉の文体;“ものづくし”の文芸;女流文学の担い手;女流文学の和歌と散文)
  • 第2篇 『枕草子』の方法と文体(作品の形態;清少納言のこと;類聚章段;日記回想章段;場と場面;『枕草子』の精神と文体)
  • 第3篇 日記文学への断章(『土佐日記』—詩と批評;『蜻蛉日記』—自己認識の文体;『紫式部日記』—複眼的な文体;『和泉式部日記』—共感の歌;『更級日記』—回想の時間)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB1099947X
  • ISBN
    • 9784000256605
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 355p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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