受動喫煙の環境学 : 健康とタバコ社会のゆくえ

書誌事項

受動喫煙の環境学 : 健康とタバコ社会のゆくえ

村田陽平著

世界思想社, 2012.12

タイトル読み

ジュドウ キツエン ノ カンキョウガク : ケンコウ ト タバコ シャカイ ノ ユクエ

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注記

文献: p195-219

内容説明・目次

内容説明

なぜ、日本の受動喫煙対策は遅れているのか?有害なタバコ煙が、多くの人々に深刻な健康被害を及ぼす「受動喫煙」。タバコ規制の国際条約(FCTC)を最初に批准した国のひとつでありながら、受動喫煙対策の「後進国」である日本の現状に警鐘を鳴らし、よりよい社会環境の実現に向けた議論の筋道を示す。

目次

  • 能動喫煙から受動喫煙へ—タバコ対策の新たな時代
  • 第1部 日本の受動喫煙被害の実態(受動喫煙に対する認識の遅れ—「後進国」としての日本;受動喫煙をめぐる多様な社会環境—日常空間で遭遇する健康被害;労働環境にみる受動喫煙症患者の苦難—守られない従業員の健康)
  • 第2部 日本のタバコ広告の深層(商品広告にみるタバコと「男らしさ」—「ホープ」を事例に;マナー広告にみるタバコのススメ—「大人たばこ養成講座」を事例に)
  • 第3部 日本の受動喫煙対策のポリティクス(公共空間におけるタバコ産業の分煙戦略—喫煙スペースの生産;受動喫煙防止条例へのタバコ産業の抵抗—公共空間をめぐる攻防)
  • 受動喫煙のない社会環境に向けて—「先進国」のための条件

「BOOKデータベース」 より

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