文化としての涙 : 感情経験の社会学的探究
著者
書誌事項
文化としての涙 : 感情経験の社会学的探究
勁草書房, 2012.12
- タイトル別名
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Culture in tears
- タイトル読み
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ブンカ トシテノ ナミダ : カンジョウ ケイケン ノ シャカイガクテキ タンキュウ
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注記
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
乳児の泣きにも大人の泣きにも規則性がある。それはいったいどういうことか。社会構成主義、社会化論、制度化論、記憶論から大胆に読み解く。
目次
- 第1部 感情経験への社会学的接近(感情はどこにあるのか—社会化・制度化への着目;感情社会学の変遷と課題—社会・文化性の問い方をめぐって;日常生活における感情経験の構造)
- 第2部 社会化される涙(微笑みあう涙—「発達」の原初形態としての泣きの記述;ことばの前の“泣き”—「泣き声」の意味づけをめぐる相互行為の分析;しょうがい児が泣く—泣きとその記述をめぐる相互行為分析)
- 第3部 制度化される涙(「家族」になった「父」と「娘」—成員性の喪失と回復手続きとしての“泣き”;「涙の共同体」としての『3年B組金八先生』—卒業式における「集合的な泣き」の分析;「感情の共同体」の創出—明治期における小学校卒業式の変幼;社会の中の涙・涙の中の社会)
「BOOKデータベース」 より