イスラムと近代化 : 共和国トルコの苦闘
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書誌事項
イスラムと近代化 : 共和国トルコの苦闘
(講談社選書メチエ, 541)
講談社, 2013.1
- タイトル別名
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イスラムと近代化 (きんだいか) : 共和国 (きょうわこく) トルコの苦闘 (くとう)
- タイトル読み
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イスラム ト キンダイカ : キョウワコク トルコ ノ クトウ
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注記
関連文献: p250-251
索引: p258-262
収録内容
- オルハン・パムクと「東洋vs.西洋」 / 新井政美 [執筆]
- トルコ共和国成立前後における改革とイスラム / 新井政美 [執筆]
- ポスト・アタテュルク時代のイスラム派知識人 / 伊藤寛了 [執筆]
- 一九五〇~七〇年代のイスラム : ヌルジュとトルコ-イスラム総合論 / 新井政美 [執筆]
- 第三共和制下のイスラム : ギュレン運動、公生発展党 / 新井政美, 幸加木文 [執筆]
- ふたたび「東洋vs.西洋」 / 新井政美 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
「世俗化」=「近代化」「イスラム」=「反動」では、ない。「共和国トルコの父」ケマル・アタテュルクによって否定されたはずのイスラムは、なぜその後も長く生き残ったのか。幾重にも複雑に絡まった糸を解きほぐし、イスラム世界における近代化の問題を「脱イスラム」のフロントランナー、トルコ共和国の歩みから読み解く。
目次
- 序章 オルハン・パムクと「東洋VS.西洋」
- 第1章 トルコ共和国成立前後における改革とイスラム(オスマン帝国における改革の進展;トルコ共和国における世俗化改革の進展)
- 第2章 ポスト・アタテュルク時代のイスラム派知識人(イノニュ時代の幕開け;複数政党制への移行とイスラム派知識人)
- 第3章 一九五〇〜七〇年代のイスラム—ヌルジュとトルコ‐イスラム総合論(民主党政権の誕生から六〇年クーデタへ;第二共和政から八〇年クーデタへ)
- 第4章 第三共和政下のイスラム—ギュレン運動、公正発展党(クーデタ後の体制下におけるイスラム;ギュレン運動の台頭;イスラム政党の自己変革と軍部の介入;イスラム政党とギュレン運動の新展開)
- 終章 ふたたび「東洋VS.西洋」
「BOOKデータベース」 より