入門日本近現代文芸史
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書誌事項
入門日本近現代文芸史
(平凡社新書, 667)
平凡社, 2013.1
- タイトル読み
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ニュウモン ニホン キンゲンダイ ブンゲイシ
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注記
参考文献: p397-400
人名索引: p401-412
内容説明・目次
内容説明
本書は、主要な作家を網羅しただけの文学史ではない。小説だけにとどまらず、詩歌、戯曲、評論・随筆まで扱い、各時代の代表作と目されてきたものを中心に、思想・文化全般における文芸の位置と役割を明らかにする。文芸諸ジャンルの枠を超えて、それらが共鳴しあうとき、ひとりの作家、一つのジャンルでは見えない動きが見えてくる。これまでの概念を問い直すことで、新たな「文学史」が立ち上がる。
目次
- 序章 文芸史とは、どのようなものか(「文学」が「文学」になったとき;日本近現代文芸史をどう書くか)
- 第1章 近代化のしくみ—江戸から明治へ(明治という時代(前半期);知の制度整備;文芸改良と古典再評価)
- 第2章 生命の表現—明治後期から大正へ(生命主義の時代;印象主義から象徴主義へ;短歌の象徴主義)
- 第3章 モダニズムとその屈折—大正から昭和へ(大正から昭和へ;分水嶺;日中戦争から「大東亜戦争」へ)
- 第4章 戦後文学の展開のなかで(思想文化史をめぐる問題;文芸の新たな出発;ポスト・ヒューマニズムへ)
「BOOKデータベース」 より