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国家資本主義の光と影

加藤弘之, 渡邉真理子, 大橋英夫著

(朝日選書, 897 . 21世紀の中国||21セイキ ノ チュウゴク ; 経済篇)

朝日新聞出版, 2013.2

Title Transcription

コッカ シホン シュギ ノ ヒカリ ト カゲ

Available at  / 188 libraries

Note

参考文献: p252-259

Description and Table of Contents

Description

先進国経済の低迷、新興経済国の躍進という世界経済の構造変化を背景に新しい発展の道を歩む中国は、現在、世界第2位の経済大国である。〓(とう)小平による改革開放から30年以上が経過し、市場経済化はかなり進んだように見える。だが21世紀に入ると、国有経済が躍進し民有経済が後退したかのような「国進民退」現象が出現した。持続的成長を阻害しなかったこの国の経済システムは「中国モデル」として世界の注目を集めているが、はたして他の発展途上国にも適用可能なのか?資本主義の新たなモデルとなるのか?一方、随所に目立ち始めている高度成長の歪みとは?本書は多様な観点から、中国モデルの持続可能性と、国家資本主義の実像を検証する。

Table of Contents

  • 第1章 経済システムとしての国家資本主義
  • 第2章 「国進民退」は起きているか?
  • 第3章 「国進民退」をもたらした制度の矛盾
  • 第4章 国有企業、民営企業と政府
  • 第5章 グローバル化の進展と国有企業
  • 第6章 国家資本主義の国際展開
  • 第7章 国家資本主義はどこへ向かうか?

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