看取り先生の遺言 : がんで安らかな最期を迎えるために

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看取り先生の遺言 : がんで安らかな最期を迎えるために

奥野修司著

文藝春秋, 2013.1

タイトル読み

ミトリ センセイ ノ ユイゴン : ガン デ ヤスラカ ナ サイゴ オ ムカエル タメ ニ

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内容説明・目次

内容説明

治らないがん患者のために在宅緩和ケアを立ち上げたが、自身もがんで昨年9月に逝去。最期まで説きつづけた「日本人の死の迎えかた」。2000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」。

目次

  • 第1章 余命十カ月—胃がんが肝臓にまで転移。転移が四つある場合に、五年生存率はゼロ。がん専門医として最後の賭け。
  • 第2章 抗がん剤は薬ではない—誰に効くのか投与してみないとわからない抗がん剤。効かなければ、苦しい副作用を起こす毒でしかない。
  • 第3章 治らないがん患者のための医師に—医療で治せないがん患者のほうがはるかに多い。そんな患者たちを専門にした在宅ケアを始める。
  • 第4章 家で死を迎えるということ—自宅で最期を看取るにはチームケアが必要。病院では癒せない痛みでも在宅ならやれる。
  • 第5章 「お迎え」は死への道しるべ—病院死ではほとんど見られない「お迎え」現象。あの世へ通じる道しるべがあれば人は安心する。
  • 第6章 大きな命の中の存在—東日本大震災でスタッフを失って確信した。臨終の現場では宗教性が必要とされている。
  • 第7章 死への準備—二〇一二年九月二十七日に逝去した岡部医師。その最期に己の身をもって示し続けたこと。
  • カール・ベッカー教授との対談「日本人の魂はどこに行くのか」

「BOOKデータベース」 より

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