危機言語 : 言語の消滅でわれわれは何を失うのか
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書誌事項
危機言語 : 言語の消滅でわれわれは何を失うのか
(地球研ライブラリー, 24)
京都大学学術出版会, 2013.2
- タイトル別名
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Dying words : endangered languages and what they have to tell us.
危機言語 : 言語の消滅でわれわれは何を失うのか
- タイトル読み
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キキ ゲンゴ : ゲンゴ ノ ショウメツ デ ワレワレ ワ ナニ オ ウシナウノカ
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注記
原著 (Wiley-Blackwell, 2010) の全訳に、原著では削除された部分を追加したもの
参照文献表: p441-467
文献あり
索引: p481-505
内容説明・目次
内容説明
6000以上あると言われる世界の言語の大多数が、満足に記録されることもなく、次世紀までに滅びることが危惧されている。言語の消滅によって、人類は何を失うのだろうか。—絶滅危惧にある言語の研究から、言葉の本質を学ぶ。
目次
- 第1部 バベルの図書館(ウォラムルングンジの子孫たち;4000年を経てついに…)
- 第2部 さまざまな言語の饗宴(言葉のガラパゴス諸島;ぼくの心の中の君の心—文法における社会的認知)
- 第3部 古代の言語景観のかすかな痕跡—言語の古代史(共通の源から発して;「言語圏」への旅—古代の言葉を古代の世界につなぐ;解読の鍵—生きた言語から忘れられた文字を解き明かす)
- 第4部 言語・文化・思考の共進化—互いにたかめあいながら(精神の仕立て棚—言語が思考を訓練する;韻文と口承文芸の編み出すもの)
- 第5部 言語消滅の前に、聞けるうちに聞こう(言葉を新しくしながら)
- エピローグ 大地にすわり、天空に立つ
「BOOKデータベース」 より