巡礼ツーリズムの民族誌 : 消費される宗教経験

書誌事項

巡礼ツーリズムの民族誌 : 消費される宗教経験

門田岳久著

森話社, 2013.2

タイトル別名

巡礼ツーリズムの民族誌 : 消費される宗教経験

タイトル読み

ジュンレイ ツーリズム ノ ミンゾクシ : ショウヒ サレル シュウキョウ ケイケン

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注記

学位論文 (東京大学, 2011年) をもとにしたもの

参考文献: p350-374

内容説明・目次

内容説明

パッケージツアーに取り込まれ、商品化された聖地巡礼は、宗教の衰退した姿でしかないのか?四国遍路の巡礼バスツアーへの参与観察から、「現代の/我々の」宗教的営みが持つ可能性を探る。

目次

  • 宗教・ツーリズム・再帰性—宗教的経験のエスノグラフィーに向けて
  • 1 資源化される宗教(信仰の「価値」—聖地をめぐる資源化の力学;巡礼ツーリズムの誕生—宗教と観光の日本近代;巡礼ツアーのエスノグラフィー—二つの「絡み合い」が生み出す間身体的共同経験)
  • 2 日常的宗教環境の再構築(宗教観光業の地域民族誌/経営史—佐渡における宗教的環境の再編;日常における宗教的実践の消長—擬似巡礼儀礼の衰退と演出をめぐって)
  • 3 個の経験からまなざす(巡礼経験者の生活史と自己物語—対話されるリアリティーをめぐって;日常的秩序と超常現象の生態学—ナラティブ・憑依・巡礼経験;「経験消費」の設計思想—旅を通じた「自己」の形成に関する批判的考察;結論)

「BOOKデータベース」 より

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