中世の環境と開発・生業

著者

書誌事項

中世の環境と開発・生業

井原今朝男編

（環境の日本史, 3）

吉川弘文館, 2013.3

タイトル別名

中世の環境と開発・生業

中世の環境と開発生業

タイトル読み

チュウセイ ノ カンキョウ ト カイハツ ・ ナリワイ

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注記

内容: 中世の環境と開発・生業 --総論--, I: 気候・地形環境と中世社会(1「気候変動と中世農業」-4「景観からみる水辺の環境と「開発」」), II: 自然猛威のもとでの開発と生業の多様性(1「災害と開発」-4「年中行事と生業の構造」), III: 人と環境をめぐる宗教・政治・社会意識(1「狩人・漁人・武士と殺生・成仏観」-4「中世の生業・技術・呪術」), 執筆者紹介

参考文献: 各論末

収録内容

  • 中世の環境と開発・生業 : 総論 / 井原今朝男 [執筆]
  • 気候変動と中世農業 / 磯貝富士男 [執筆]
  • 海岸線の変動と交通環境 : 伊勢湾沿岸部を事例に / 伊藤裕偉 [執筆]
  • 中世東海地方の海岸平野の形成と人々 / 榎原雅治 [執筆]
  • 景観からみる水辺の環境と「開発」 / 青山宏夫 [執筆]
  • 災害と開発 / 水野章二 [執筆]
  • 生業の多様性と資源管理 / 盛本昌広 [執筆]
  • 荘園・村落の山野河海と生業 / 田村憲美 [執筆]
  • 年中行事と生業の構造 : 琵琶湖のフナ属の生態を基軸として / 橋本道範 [執筆]
  • 狩人・漁人・武士と殺生・成仏観 / 苅米一志 [執筆]
  • 戦国・織豊期の地域開発と社会意識の変化 / 阿部浩一 [執筆]
  • 大地のもつ野生のちから / 黒田智 [執筆]
  • 中世の生業・技術・呪術 : 神・仏・人間と環境の関係 / 井原今朝男 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

複雑な気候と変化に富んだ地形をもつ日本列島。豊かな自然が生物多様性を生み出すなか、中世ではいかなる開発が行われ生業が発展したのか。資源の枯渇を防ぐための工夫などから、生活基盤を支えた自然環境の特質に迫る。

目次

  • １　気候・地形環境と中世社会（気候変動と中世農業；海岸線の変動と交通環境—伊勢湾沿岸部を事例に；中世東海地方の海岸平野の形成と人々；景観からみる水辺の環境と「環境」）
  • ２　自然猛威のもとでの開発と生業の多様性（災害と開発；生業の多様性と資源管理；荘園・村落の山野河海と生業；年中行事と生業の構造—ビワコのフナ属の生体を基軸として）
  • ３　人と環境をめぐる宗教・政治・社会意識（狩人・漁人・武士と殺生・成仏観；戦国・織豊期の地域開発と社会意識の変化；大地のもつ野生のちから；中世の生業・技術・呪術—神仏・人・山野河海の関係史）

「BOOKデータベース」 より

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