短歌のレシピ
著者
書誌事項
短歌のレシピ
(新潮新書, 511)
新潮社, 2013.3
- タイトル読み
-
タンカ ノ レシピ
大学図書館所蔵 件 / 全72件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
「考える短歌」 季刊「考える人」2004年夏号-2009年冬号連載
内容説明・目次
内容説明
短歌の上達に早道や抜け道はないが、陥りやすい“落とし穴”を知っていれば、無駄な回り道はせずにすむ。そして“素材”(=伝えたい思い)の持ち味を生かすために、さまざまな“道具”を持ち、“調理法”を知っておくことが大切だ。「味覚に訴えてみよう」「理屈は引っこめよう」「季節の変わり目をとらえよう」—。現代を代表する歌人が投稿作品の添削を通して伝授する、日本語表現と人生を豊かにする三十二のレシピ。
目次
- 味覚に訴えてみよう 擬音を生かそう
- 時には荒療治を試してみよう 「あの」って、どの?と言われないようにしよう
- 比喩の出し方に心をくだこう だめ押しの一歩手前で止めよう
- 枕詞をつかってみよう 同じ言葉、同種の言い回しは避けよう
- 序詞をつかってみよう メールを使って恋をしよう
- リフレーンをつかってみよう 時には表現を薄めることも
- A+Bの効果を狙おう 倒置法を活用してみよう
- 理屈は引っこめよう 意味の重なりに気をつけよう
- 読者を信頼しよう ものづくしという手法
- あと半歩のさじ加減を考えよう 時にはドラマチックに
- 格言的なフレーズを生かすには、「ような」をとって暗喩で勝負してみよう
- 動詞にひと工夫してみよう 「は」と「が」で変わること
- リズムをとるか助詞をとるか 動詞をさらに工夫してみよう
- 主役は一人にしよう 語順をよく確認して仕上げよう
- 「できごと+思い」という構造 旅の歌を詠んでみよう
- 季節の変わり目をとらえよう 歌の並べ方を考えよう
「BOOKデータベース」 より