アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること
著者
書誌事項
アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること
(新潮クレスト・ブックス)
新潮社, 2013.3
- タイトル別名
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アンネフランクについて語るときに僕たちの語ること
What we talk about when we talk about Anne Frank
- タイトル読み
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アンネ フランク ニツイテ カタル トキ ニ ボクタチ ノ カタル コト
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収録内容
- アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること = What we talk about when we talk about Anne Frank
- 姉妹の丘 = Sister hills
- 僕たちはいかにしてブルム一家の復讐を果たしたか = How we avenged the Blums
- 覗き見 (ピープ) ショー = Peep show
- 母方の親族について僕が知っているすべてのこと = Everything I know about my family on my mother's side
- キャンプ・サンダウン = Camp sundown
- 読者 = The reader
- 若い寡婦たちには果物をただで = Free fruit for young widows
内容説明・目次
内容説明
もしもまたホロコーストが起こったら、誰があなたを匿ってくれるでしょう?—無邪気なゲームがあらわにする、取り返しのつかない夫婦の亀裂(「アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること」)。ユダヤ人のヨルダン川西岸への入植の歴史を、子を奪いあう二人の母を軸にして、寓意あふれる短篇に仕立てあげた「姉妹の丘」。物語にはつねに背景がある、人生にはつねに背景がある—年若い息子に父が語る、悲劇を生きのびた男の非情な選択(「若い寡婦たちには果物をただで」)。コミカルな語り口にしのばせた倫理をめぐる深い問いかけ。ユダヤ人を描くことで人の普遍を描きだす、啓示のような八つの短篇小説。
「BOOKデータベース」 より